穏やかな微笑みを浮かべている作品ばかりではなく、人物画の表情にはさまざまなものがあります。
何かを訴えているような表情、戸惑っているような不安げな表情、 微笑んでいるのか緊張しているのか、一言では言い表せない曖昧な表情..。
その受け取り方に正解・不正解はなく、答えは鑑賞者へと委ねられます。 さまざまな表情で描かれた作品を見ているあなた方の瞳の奥にはどんな顔が映っているのでしょうか。 鑑賞の中で、絵画の人物に想いを馳せてみませんか?
ギャラリー1では2023年11月5日まで、人物画に特化した「瞳の奥にあるもの-表情で見る人物画展」を開催しています。
展示作家
生島浩、石黒賢一郎、塩谷亮、廣戸絵美、藤田貴也、松永瑠利子、三重野慶、本木ひかり、羅展鵬(五十音順)

生島浩《霧の音》

藤田貴也《A-girl》

羅展鵬《小徑分岔的花園》

石黒賢一郎「細胞融合増殖抑制装置001」